当寺は初代住職 藤原浄栄(1900-2000)が、鹿角町法恩寺から分家し、大正13年 藤塚町に庵を創設したことがはじまりです。
阿弥陀如来を本尊とし、宗祖 親鸞聖人(1173-1262)が説かれたお念仏の教えを弘めることを目的とする浄土真宗のお寺です。
真宗十派のうち、興正寺(京都市下京区)を本山とする真宗興正派に属します。
地域のお寺が宗派を超えて活動する高松市仏教会にも加盟しています。
昭和20年7月4日未明の高松空襲により初代本堂は焼失し、約4年後に2代目本堂が落成しました。
戦後、宗教法人法の施行に伴い、昭和27年に「宗教法人浄正寺」が設立され、寺院に昇格しました。
平成8年 浄栄の孫 藤原俊一(1950- )が二代目住職に就任しました。
平成30年より本堂・庫裡の改築工事に入り、令和元年5月に3代目本堂が落成しました。
新しい本堂は庫裡と一体化したコンパクトな建物になっており、皆様がお参りしやすい「まちのお寺さん」として、これからも歩みを進めてまいります。
令和5年 俊一の次男 藤原友則(1980- )が三代目住職に就任しました。